感染しないための予防策
アドウェアに感染すれば、情報が抜き取られるリスクなどがある中、コンピュータを利用していてアドウェアに感染しないようにするために気をつけるべきポイントは以下の3つです。
- フリーソフトなどをインストールする際には信頼できるものかどうかチェックする
- 信頼できないサイトからのソフトはインストールしない
- 不審なポップアップはOKを押さずに無視する。通常はポップアップを表示させない設定にしておく
- セキュリティ対策ソフトを最低一つは導入しておく(あくまでも任意です)
アドウェアの多くが無料のソフトなどに付随してコンピュータに入ってしまうケースが多いと言われています。無料ソフトでも信頼出来る安全なものであれば良いのですが、そうではなく不審なものについてはサイトからダウンロードせず、インストールしないようにしましょう。
いつも利用しているブラウザーのホームページが、下記のように「見たことのないホームページが表示されてしまっている」という経験をしたことはありませんか?これもアドウェアの影響の一つです。

上記は「Hao123」はというアドウェアですが、上記以外にも「Babylon Search」や「Delta Search」という名称のものもあり、どれも有名です。
このようにホームページを改変するアドウェアは、「ブラウザハイジャッカー」とも呼ばれています。
また、インターネットでWebサイトを閲覧していると「ウィルスに感染しています。OKを押して駆除しましょう」などといったポップアップが出ることがあります。

正規のウィルス対策ソフトが出す警告であれば、その通り対応する必要がありますが、多くの場合はOKを押すことによってアドウェアやマルウェアなど不正なプログラムが導入される仕組みになっています。こういったものは無視するようにしましょう。
不審なアドウェアに感染しないためにはこういった予防策を行うことを心がけましょう。